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2008年3月

2008年3月14日 (金)

コンサルタントの面接

この前,送ったメール

**さん

motoです.

コンサル面接に関して,僕が気にかけていたことを書きます.お役に立てれば幸いです.※ちなみに,僕はフェルミ推定の本すら読んでいないので,書籍やwebの方が有意義な情報が得られる可能性が多々あります.暇つぶし程度くらいの気持ちで読んでいただけると,こちらとしても気が楽です.

A.ケース面接に関して

まず,ケース面接の目的ですが,「正解を導くこと」ではなく,「課題を分解してアイデアを出し検討するというフロー」を示すことだと思います.(コンサルの仕事は,クライアントに正解策を渡すことではなく,クライアントに納得してもらうことなので.)

なので,いくら答えがすぐに分かっても,すぐに解答せず,分解と検討した結果として出せた答えである,という形で回答してください.

ちなみに出された課題への対処のフローは,以下のような感じだと思います.
1.(雑談を交えながら)当てはまりそうな「フレームワーク」を選定する
(1.5.選んだフレームワークに会う形で,課題を定義づけてしまう)
2.「フレームワーク」を使って,課題をトップダウン式に分解する.
3.課題に対する自分の知識を活かしながら,アイデアを複数だす
4.課題に対する知識や,コスト-ベネフィット,倫理観などを踏まえて,各アイデアを検討
5.アイデアに優先順位をつけて回答とする

特に重要なのが,2と4なので,自分の中に課題解決に必要な「フレームワーク」を持っていなかったり,検討事項に抜けがあったりすると,アウトとなってしまいます.

例えば,
「ある店舗の売り上げを伸ばす」という課題に関してであれば,
「売り上げ」という課題を,「顧客数を増やす」「顧客単価をあげる」(「既存顧客の来店頻度を上げる」)などの課題に分解できなければ,アイデアをだすことさえできませんし,
複数アイデアが出たときに,3Cを考慮して検討しなければ,穴を突かれてしまいます.

ただ,フレームワークの他に,課題に対する知識に依る部分も多々あるので,**さんご自身が得意な分野の課題が出されるよう話題を誘導するのも大事だと思います.(その点で***の話題や****で手がけられた業界の話をするのはオススメです.)

知っておくべきフレームワークに関してなのですが,僕は次の4要素だけは特に気をかけていました.

1.in-outの概念
→「収益を伸ばせ」という課題であれば,売り上げとコスト.「スキー人口を増やせ」という課題であれば,増やすことだけではなく,減らさないということも考慮するなど.課題解決の糸口やアイデアの検討方法として,意外に色々と使えます.

2.売り上げを伸ばす3要素
→上記で述べたので割愛します.

3.フェルミ推定?(単位面積の計算,頻度と回転率から個数を求める計算)
→「電柱の数」という課題であれば,1本あたりの面積を求めて,対象面積から割れば求められますし,また「ガソリンスタンドの数」という課題であれば,自動車がガソリンスタンドを利用する頻度と,ガソリンスタンドの回転率を出せば,ガソリンスタンドの必要数は求められます.

4.AIDMAモデル
→「スキー人口を増やせ」や「*****のスタッフを増やせ」などの課題であれば,人がアクションに至るまでの認知過程を理論立てたAIDMAを使って,各心理障壁を越えるアイデアを出せば良いわけです.

まあ,ここまで書いておいて何ですが,僕はケース面接が大の苦手です(笑).なので,それこそ,本やwebを参考にしてください

ちなみに,参考図書(雑誌)なのですが,経営システム工学生の御用達で「think」という季刊誌があります.大きな書店でもな かなか見つけられないのですが,仮説思考の解き方をしばしばテーマに取り上げているので,もしお時間がありましたら,読まれると良いかもしれません.
http://www.amazon.co.jp/Think-WINTER-2008-no-24-%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%96%B0%E5%A0%B1%E7%A4%BE/dp/4492830251/ref=sr_1_8?ie=UTF8&s=books&qid=1205422964&sr=8-8


B.自己PR,志望動機系の面接

一次面接では聞かれることがあまりないのですが,コンサル業は他業種に比べてかなりタイトなため,耐えられる強い気持ちがあるかどうか,という点で,志望動機もそこそこ重視されます.一応,準備はされておいた方が良いと思います.

また,**さんは中途採用なので,現職にて獲得したスキルがコンサル業でどう活かすことができるか,とかは説明できるようにしておいた方が良いかもしれません.

以上,長文,乱文にて失礼いたしました.
ご質問等ありましたら,いつでも連絡をください.
では,また.

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